初夏の食用木の実について

初夏の食用木の実について
グミの木は4、5月に花を咲かせ実を付けます。しかし野山には秋に花が咲くグミを良く見かけます秋に花が咲き、春ごろに実がなるグミなどいろいろな種類があります。野山で良く見かけるグミは、葉っぱの形からするとナワシログミと呼ばれるものです。

クロイチゴはバラ科キイチゴ属の落葉抵木です。北海道から九州までの山地に広く分布します。誰もが出会う機会が多い木苺です。

バラ科なので枝にはトゲがあります。トゲに気を付けて熟したイチゴだけを取って下さい。果実は8月頃に赤から黒に熟します。直径が1センチくらいで小さな果実になります。花は6月頃から7月にかけて咲きます。濃いピンクでとても綺麗な花が咲きます。

ナツグミは日本を原産とする植物です。グミには多くの種類があります。その中でも代表の種類はナツグミです。ナツグミはグミの中でも果実がとても大きく晩夏から着色し食用になります。

トウグミやビックリグミなどの大果種もナツグミの変種になります。葉の裏側には鱗状毛が密生して白色をしています。別種のアキグミは実が小さいのですが、晩秋に着色し、これも食用にします。

ナワシログミは棘がありますが、班入りの品種もあります。そして、生け垣などにも使用します。

ゼリーになる果実も沢山あります。果実を煮て柔らかくし、種子などを濾した果実だけを煮ると、フルーツソース。さらに砂糖で煮詰めると、ゼリーになります。

この方法で、ガマズミ、オオシマガマズミなどの果実から核を取り除くと果皮も除かれてしまい、ジャムではなくなってしまいます。

このような、ガマズミゼリーを、ジャム風に仕上げ直すには濾してしまった果皮などを細かく刻み、果汁の中に戻し入れ、ふたたび煮詰めるやり方があります。ガマズミ類でも、グミ類でも、ヤエヤマノイバラなど花の類でもゼリーは作れますが、ジャム風に作るには手間がかかります。

ちなみに果汁だけの煮凝はゼリーと呼びますが、寒天やゼラチンなど、ゼリー菓子と似ています。